薔薇戦争「ローゼンケーニッヒ」【ボードゲーム紹介】
どうもこんばんは。
第五回のボードゲーム紹介。
今回紹介するものはDirk Henn作。Kosmos社から販売されている。
二人用ゲーム「ローゼンケーニッヒ」
(メビウスゲームズ社製の日本語説明書付き)
このゲームは、かの有名な薔薇戦争が舞台になっております。イングランドの覇権をかけてランカスターとヨークに分かれて戦います。
このゲームは、カードを使って交互に領土をとっていき、最終的に領土が多いほうが勝ちとなります。
プレイヤーは白と赤の薔薇に分かれ、赤の薔薇を持ったほうが先行です。
まず、両プレイヤーに戦士カードと呼ばれる、特殊カード4枚配ります。
後々、これを使って相手の陣地を奪います。
さらに、山札から5枚カードを配り、中心に向けてカードを公開します。
カードには、数字が1~3書いてあり、これが移動するマスの数です。
↓の画像、手前のプレイヤーの場合、プレイヤーから見て、左に1マス、右斜め前に1マス、左下に2マス、右下に3マス、左下の3マス動かすことができるカードを所持しています。
また、中心に向けてカードを公開しているので、画像奥のプレイヤーの場合反対から見ることになります。左上のカードは、奥のプレイヤーから見ると左上の1マス動かせるカードですが、手前のプレイヤーから考えると右手前に1マス動かすカードと認識することになります。
中心には、王冠を置き、この王冠をカードを使って移動させていきます。
移動した場所に王冠を移動し陣地をとる。相手プレイヤーは、王冠の場所からカードを使って移動させて陣地をとります。
たとえば、↓画像奥側のプレイヤーが先行として、盤面の中心の太陽から、←方向1のカードを使います。すると、そこに王冠が移動しますので、後攻のプレイヤー(手前)は太陽の左隣りのマスから右斜め前に移動するカードを使います。
するとこんな感じに。
これを交互に繰り返して、陣地を増やしていきます。
最初を手札は5枚ですが、陣地をとるためにはカードを1枚消費することになります。じゃあ五回しか取れないのかと言えばそういうことはありません。
プレイヤーは任意のタイミングでカードを引くことができます。(手札の最大は5枚まで)カードを使用することが可能でも、カードを引くことができるので、相手の手札を見てカードを引いたり、陣地をとったりを考えていくことになります。
また、ある程度陣地をとっていくと、↓画像のように相手の陣地をとりたくなってしまうことでしょう。
そんな時活躍するのが、戦士カードです。
↓画像のように→2マスのところのマスをとると陣地がつながる!という時に使います。相手の陣地があるところに移動するカードと戦士カードを使うことで、相手の陣地を奪うことができます。
陣地の駒は、すべてのマスを埋めることができる数はありません。
なので、ゲームが終わるときは、
1、陣地駒が全てなくなった時。
2、カードが使用できなくなった時。
2は、手札の上限が5枚なので、戦士カードを使っても両プレイヤーが動くことができなくなります。
ゲームが終わったら、得点計算です。
得点計算方法
縦、横でつながってる陣地駒を数えます。(斜めは含みません)
白 8駒、1駒、1駒(王冠のところは白)
赤 4駒、2駒、1駒、1駒
各駒を二乗して足します。
白 64+1+1=66
赤 16+2+1+1=20
その結果、白勝ちでーす。
この結果からもわかる通り、自軍の陣地をできるだけつなげ、相手の陣地を繋げないようにすることが重要となります。
下記動画にて、プレイしておりますので、ご覧いただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
大体1試合30分くらいと書かれているので、ライトな感じのゲームです。
詰めていくのは面白いので、よろしければやってみてください。
それでは皆様お元気で。